SIC有人宇宙学研究センターの教員が中心となって実施する大学院横断型科目「宇宙居住学」についてご案内いたします。
本講義では、センター長の山敷庸亮 教授をはじめ、大野琢也 SIC特任准教授、稲谷芳文 SIC特任教授、山崎直子 特任准教授、稲富裕光 SIC特任教授がそれぞれ担当を行います。
21世紀後半に人類が月・火星への移住を現実のものとするという未来を想定し、それに必要な 基幹技術と社会システム上の問題点を統合し、宇宙時代の基幹学問体型として確立することを 目標としています。地球にあり宇宙への移転を見据えた生態系システムを「コアバイオーム複合体」 とし、「生命維持」システムの維持に必要な技術体系を「コアテクノロジー」と名づけ、また 、これらを備えた「循環型」の社会を「コアソサエティ」と名づけ、「宇宙社会」の実現を精査・検討します。
本宇宙居住学においては、月・火星での千人の社会の構築を目標とし、その上に「生命維持装置」を基盤とする「循環型社会」を構築するための技術を学び、人間が長期間健康的な生活を営むための「人工重力設備」などの基幹技術を駆使し、循環型都市「コアシティ」を提案し、これらを地球における都市の概念に還元し、地球・宇宙での循環型社会の構築に向けた、基礎的学力を身につけることが期待できます。
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