2025年1月9日

YOXO FESTIVAL2025 YOKOHAMA 宇宙Daysの開催

投稿者: space

2025年1月25日(土)26日(日)に、横浜みなとみらいで開催されるYOXOフェスティバル2025、そしてYOKOHAMA宇宙Daysにて、SIC有人宇宙学研究センターは出展および関係者による講演を行います。

 

詳しいプログラムは下記に示しておりますが、山敷センター長をはじめ、大野SIC特任准教授の他、JAXA桜井教授、カエラムコンシリアム株式会社森氏、そして宇宙タレントの黒田ありさ氏の登壇もあります。また、VRや太陽系外惑星データベースEXOKYOTOの展示も予定しています。

 

YOXO2025 セッション(1月25日版)

 

A-04 宇宙居住の未来を語ろう

開催日時 2025年1月25日 14:30-16:00

場所 横浜ランドマークプラザ サカタのタネ ガーデンスクエア

オーガナイザー 京都大学SIC有人宇宙学研究センター・横浜x宇宙プロジェクト

昨年も大好評「宇宙に住めるの!?」専門家トーク

月や火星での宇宙居住の未来について、それぞれ大学・JAXA・企業・国際組織の専門家に加えて、若手起業家にもはいっていただき、みんなが疑問に思っている「将来我々は他の惑星に住めるの」について詳しくお話ししてもらう。

登壇予定者

山敷庸亮(京都大学・SIC有人宇宙学研究センター)

桜井誠人(JAXA)

大野琢也(鹿島建設株式会社)

黒須 聡(ムーンビレッジアソシエーション理事)

蓮見大聖(アマテラス株式会社)

コーディネーター

黒田有彩 (宇宙タレント)

 

D-04 横浜x宇宙大交流会

開催日時 2025年1月25日 17:00-19:00

場所 横浜ランドマークタワー 7F NANA Lv.

「横浜x宇宙プロジェクト」が二年目に入り、宇宙関連ビジネスの現状を最先端で活躍される方々にお話し頂くとともに、在横浜企業における宇宙ビジネス参入障壁を取り払い、横浜の宇宙ビジネスを活性化させるために、必要なネットワークと仕組みについてトークします。

登壇予定者

森裕和(カエラムコンシリアム株式会社)

蓮見大聖(アマテラス株式会社)

大野琢也(鹿島建設)

深浦希峰(日揮グローバル)

山敷庸亮(取りまとめ:京都大学・SIC有人宇宙学研究センター)

 

 

YOXO2025 セッション(1月26日版)

 

A-08 横浜から宇宙ビジネスの未来を語ろう

開催日時 2025年1月26日 12:30-14:00

場所 横浜ランドマークプラザ サカタのタネ ガーデンスクエア

オーガナイザー 京都大学SIC有人宇宙学研究センター・横浜x宇宙プロジェクト

今後ますます盛んになる宇宙ビジネス。

港町横浜として、「宇宙への港」として新たに飛翔するために、世界の宇宙ビジネスの現状、我が国の企業の位置、横浜からどのような貢献ができるのかについて、第一線の方々とともに語る。

登壇予定者

藤井涼 (UchuBiz編集長)

森裕和(カエラムコンシリアム株式会社)

片山俊大(スペースデータ)

金本成生 (スペースシフト)

深浦希峰(日揮グローバル)

ゆうこ博士(元JAXA研究員)

山敷庸亮(京都大学 とりまとめ)
*その他・清水建設から登壇予定

 

D-10 宇宙技術の未来について語ろう(防災・交通・通信)

開催日時 2025年1月26日 15:00-17:00

場所 横浜ランドマークタワー 7F NANA Lv.

宇宙産業や技術の発達が地球防災につながる!宇宙時代の新たな宇宙への交通手段や、人工衛星による通信や災害情報の把握、今後ますます緊急性が高まる災害時の対応について、これからの宇宙技術が果たす役割について、実例を交えて議論する。

講演予定者

金本成生 (スペースシフト)

片山俊大(スペースデータ)

清水建設株式会社から1名

山敷庸亮(講演およびとりまとめ)

 


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講演予定者・登壇者

 

 

山敷 庸亮氏
京都大学SIC有人宇宙学研究センター長

1990 年京都大学工学部卒業。1991年京都大学工学研究科環境地球工学専攻修士課程時に日本ブラジル交流協会を通じてサンパウロ大学で研修。1994 年サンパウロ大学工科大学院(EPUSP)修士課程修了。1999年京都大学博士(工学・環境

地球工学)。2004~2008年日本大学理工学部講師・准教授。2007年東京大学非常勤講師。2008~2013年京都大学防災研究所准教授などを経て現職。2011年原発事故による河川海洋放射線環境調査に加わる。2015年より宇宙における水の研究を推進し,系外惑星の複数のハビタブル・ゾーンと恒星高エネルギー粒子による系外惑星放射線環境を比較可能な太陽系外惑星データベースExoKyoto を開発,公開。
2019年より土井隆雄宇宙飛行士,寺田昌弘准教授らとともに,アリゾナ大学人工隔離生態系Biosphere 2 を用いたスペースキャンプ(SCB2)を企画,実践。以降,宇宙居住研究に本腰を入れ,「コアバイオームコンセプト」そして「宇宙移住のための3つのコアコンセプト」を提唱。

 

 

 

 

桜井 誠人氏
宇宙航空研究開発機構(JAXA)研究開発部門 第二研究ユニット 研究領域主幹

早稲田大学大学院応用化学科博士(工学)JAXA研究開発部門第二研究ユニット、東京理科大学客員教授、早稲田大学非常勤講師、日本航空宇宙学会フェロー。化学工学が専門であり、宇宙でも発生する対流現象:マランゴニ対流(表面張力駆動対流)の研究に取り組む。
現在は空気・水の再生に関して注力し、日本得意の環境技術で将来の国際有人探査へ貢献できるように努力している。

 

 

 

 

 

 

大野 琢也氏
鹿島建設株式会社 イノベーション推進室 担当部長

1991年神戸大学工学部建築学科卒業。1993年神戸大学大学院工学研究科建築学専攻修士。1993年鹿島建設入社、設計・エンジニアリング総事業本部。1997年より関西支店建築設計部。2020年より京都大学大学院総合生存学館非常勤講師。子供のころより宇宙居住に興味持ち、基礎として建築設計を学ぶ。宇宙居住の問題点は、低重力により地球に戻れない体になること、誕生や成長が正常に行われないこと、であると考え、その対策として遠心力を利用した人工重力施設が役に立つかもしれないと思い、仕事とは別に研究を重ねてきた。書籍、雑誌、講演などで独自の人工重力施設の建築的手法を世に問いかけている。

 

 

 

黒須 聡氏
Moon Village Association ボードメンバー
CEO, Cross Space & Sustainability, LLC
横河電機株式会社 宇宙事業開発室 創始者及びエグゼクティブ・メンター

 

1983年慶應義塾大学経済学部卒業。2019年3月まで横河電機取締役専務執行役員を務め、同年4月、フランス、ストラスブールの国際宇宙大学(ISU:International Space University)Executive Space Course留学を契機に宇宙ビジネスに飛び込む。2021年7月に同社初の宇宙ビジネス専門組織「宇宙事業準備室」を設立。2022年4月に技術開発機能を拡大し「宇宙事業開発室」に発展。宇宙ステーション、人工衛星リモートセンシング、月惑星開発等のビジネスに関与。

2023年4月に後進に道を譲りエグゼクティブ・メンターとなる。また同月、チーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSO)として国際機関で活動した経験を活かして、新会社「Cross Space & Sustainability, LLC」を設立。宇宙開発で生まれる技術・ソリューションを活用した、豊かで持続可能な社会の実現を目指す。2024年6月に、オーストリアのウィーンで設立された国際NGO、Moon Village AssociationのBoard Memberに就任。

 

 

蓮見 大聖氏
アマテラス株式会社

Amateras Space株式会社Founder & CEO。アパレル事業、教育事業を経て明治大学を卒業。「人類の精神・身体拡張を通して、宇宙時代の新たな文化を創る」をミッションに、宇宙の環境制御・生命維持システム(ECLSS)と次世代宇宙服の研究開発を推進する宇宙スタートアップを手掛ける。有人宇宙エコシステムの構築を通じて、宇宙時代の文化創造を目指している。

 

 

 

 

 

黒田 有彩氏
株式会社アンタレス代表取締役
宇宙タレント

兵庫県出身。中学時代のNASA訪問で宇宙の虜に。お茶の水女子大学理学部物理学科卒業。
国の審議会委員からYoutuberまで幅広い顔を持ち、宇宙の魅力を届ける。
13年ぶりに行われたJAXA宇宙飛行士選抜試験に挑戦。
Youtube「宇宙タレント黒田有彩 –ウーチュー部–」では、1分以内で宇宙の様々なことを解説する「みんなのギモン」が人気。

 

 

 

 

森 裕和氏
宇宙ビジネスコンサルタント
プロダイバー
Blue Abyss Di

ving Ltd. Cofounder& VP of Business Development
株式会社ワ

ープスペース CSO
Warpspace Inc. CEO
大分県 宇宙開発振興班 技術顧問
一般社団法人宇宙美容機構 理事
一般社団法人SPACETIDE CXOアドバイザー
宇宙人クラブ ユースリーダー

 

宇宙ビジネスコンサルタント。英エジンバラ大学理論宇宙物理学部飛び級入学・首席卒業。エジンバラ王立協会から支援金を受け、理論宇宙論の研究(直接観測した重力波シグナルで検証可能な一般相対性理論の修正論)経験あり。プロダイバーとして地中海で活躍し若手プロダイバーとして欧州・地中海エリアで賞も受賞し有名ダイビング雑誌に掲載される。バックパッカーの経験もあり、現在までに世界2周、約90カ国訪問。Satellite Show, Geoint, Geoweek等のグローバル主要宇宙ビジネスカンファレンスで登壇。趣味は沈船・海中洞窟ダイビング、飛行機操縦、ピアノ演奏、美術、宇宙物理等。死ぬまでに月面到達を目指す。

 

 

 

 

深浦 希峰氏
日揮グローバル株式会社 月面プラントユニット ユニットリーダー

1991年生まれ。日経ボリビア移民3世。
11歳までをボリビアの日本人村をはじめとする中南米で過ごす。
大学では学生団体にてハイブリッドロケット開発に従事。
2015年、日揮株式会社(現日揮ホールディングス)入社。
プラントエンジニアとしてLNGプラントやガス処理プラントなど、海外プロジェクトの設計業務に従事。
2018年、社内で宇宙ビジネスを構想する有志活動を開始。
2020年に専任チーム「月面プラントユニット」立ち上げ。
JAXAとの「月面推薬生成プラント構想検討に係る連携協力協定」締結。
2021年~2023年、2年間のJAXA有人宇宙技術部門への出向を経て現職。
月面・月近傍の経済圏創出へ向け「インフラ」という切り口で事業創出、産学連携に尽力する。

 

片山 俊大 氏
株式会社スペースデータ 理事

電通入社後、プロモーション/メディア・コンテンツ/ブランディング/PR 戦略など幅広い領域に携わり、日本とUAEの宇宙・資源外交に携わったことをきっかけに宇宙関連事業開発に従事。 日本にスペースポート(宇宙港)を実現するための業界団体「一般社団法人スペースポートジャパン」を共同創業し、宇宙業界と非宇宙業界の連携を促進している。著書『超速でわかる!宇宙ビジネス』(すばる舎、2021年)

 

 

 

 

金本 成生氏
株式会社スペースシフト 代表取締役

神戸大学工学部在学時代にITベンチャーを起業。卒業後は音楽業界、IT業界を経て、2009年に株式会社スペースシフトを起業し、代表取締役に就任。 衛星キット開発や衛星データ解析ソフトウェア開発、非宇宙企業への宇宙ビジネスコンサルティングなどを手掛けている。また2013年、宇宙葬事業を展開するアメリカのエリジウムスペース取締役に就任。

 

 

 

 

 

網蔵優子/ゆうこ博士

元JAXA研究員

博士 生命科学 「宇宙に生命はいるか?」をテーマに、JAXA、私大助教、千葉工業大学で研究
その後、教育に携わりアメリカYale大学にてSTEM教育を学び、帰国後「ゆうこ博士のわくわく」科学教室を立ち上げ主催。宇宙や科学を子どもたちに体験を通して学ぶ活動を行っている。

埼玉大学では植物研究のアウトリーチ専任として勤務している。