2023年8月4日

宇宙プロジェクトミートアップVol.2『山敷庸亮先生 新刊出版記念座談会』

投稿者: space

京都大学SIC有人宇宙学研究センター長・山敷教授の著書「有人宇宙学: 宇宙移住のための3つのコアコンセプト」出版を記念し、座談会形式のイベントを開催いたします。

※随時、更新いたします。

◆主催 横浜未来機構 (YOXO)

◆日時:8月21日(月) 18:30-20:00 終了後ネットワーキング

◆場所:みなとみらいランドマークタワー7階 NANA Lv. INNOVATION STUDIO EVENT SPACE

◆定員:30名 ※定員となり次第締切とさせていただきます。

◆お申込みはこちらから可能です。

【ご登壇者】

京都大学SIC有人宇宙学研究センター長

山敷 庸亮氏

1990 年京都大学工学部卒業。1991年京都大学工学研究科環境地球工学専攻修士課程時に日本ブラジル交流協会を通じてサンパウロ大学で研修。1994 年サンパウロ大学工科大学院(EPUSP)修士課程修了。1999年京都大学博士(工学・環境地球工学)。2004~2008年日本大学理工学部講師・准教授。2007年東京大学非常勤講師。2008~2013年京都大学防災研究所准教授などを経て現職。2011年原発事故による河川海洋放射線環境調査に加わる。2015年より宇宙における水の研究を推進し,系外惑星の複数のハビタブル・ゾーンと恒星高エネルギー粒子による系外惑星放射線環境を比較可能な太陽系外惑星データベースExoKyoto を開発,公開。

2019年より土井隆雄宇宙飛行士,寺田昌弘准教授らとともに,アリゾナ大学人工隔離生態系Biosphere 2 を用いたスペースキャンプ(SCB2)を企画,実践。以降,宇宙居住研究に本腰を入れ,「コアバイオームコンセプト」そして「宇宙移住のための3つのコアコンセプト」を提唱。

 

宇宙航空研究開発機構(JAXA)研究開発部門 第二研究ユニット 研究領域主幹 桜井 誠人氏

早稲田大学大学院応用化学科博士(工学)JAXA研究開発部門第二研究ユニット、東京理科大学客員教授、早稲田大学非常勤講師、日本航空宇宙学会フェロー。化学工学が専門であり、宇宙でも発生する対流現象:マランゴニ対流(表面張力駆動対流)の研究に取り組む。

現在は空気・水の再生に関して注力し、日本得意の環境技術で将来の国際有人探査へ貢献できるように努力している。

朝日インタラクティブ株式会社 – 宇宙ビジネスメディア「UchuBiz」編集長 藤井 涼氏

1986年生まれ。2010年に朝日インタラクティブに入社し、CNET Japan編集部でGAFAを始めとするテクノロジートレンドを取材。2019年から約4年ほどCNET Japan編集長。2023年4月からは宇宙ビジネスメディア「UchuBiz」の編集長として宇宙ビジネスに関する取材やイベントに注力。そのほか、経済産業省「U30関西起業家コミュニティ」や「OSAP」のメディアメンター。

株式会社Kanatta 代表取締役 宇宙をテーマとした女性コミュニティ「コスモ女子」を運営 井口 恵氏

2010年横浜国立大学経営学部卒。監査法人やファッション業界での経験を経て、2016年に株式会社Kanattaを創業。SDGsの取り組みの1つである「ジェンダー平等の実現に貢献する」ことを理念に、さまざまな分野での女性の活躍や社会進出を支援するコミュニティの形成に尽力する中、「宇宙を身近な存在に」をテーマとした女性コミュニティー「コスモ女子」を運営。

コスモ女子では、宇宙に関する勉強会やイベントを定期的に開催するほか、コスモ女子より発足した「コスモ女子アマチュア無線クラブ」が2024年に人工衛星の打ち上げを目指す活動を推進するなど、注目を集めている。

京都大学大学院総合生存学館博士課程

冨田 キアナ氏

英国で2つの修士号 (2019年エジンバラ大学、2020年ケンブリッジ大学)を取得。2021年京都大学大学院博士課程に入学し、現在に至る。

新刊「有人宇宙学:宇宙移住のための3つのコアコンセプト」ではコラムを担当。宇宙飛行士の山崎直子さんにインタビューを行い、宇宙でのリーダーシップを考察し執筆。